渡辺えり「復興という重荷をおろすことの支援も」 「あさイチ」震災11年特集で語った思い

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   3月10日(2022年)の「あさイチ」(NHK総合)、博多大吉キャスターは体調不良のため前日に続きお休み。博多華丸キャスターと鈴木奈穂子キャスターの朝ドラ受けから始まった。

   華丸キャスターは、直前の『カムカムエヴリバディ』の内容に言いたいことが盛りだくさん。「テレビ10月に発注して年またぐって...。年末観たい番組いっぱいあったのに」「英会話が3カ月9万6000円って高すぎる。1回の8000円で『Nice to meet you』しか教えてくれない。人がよすぎるって!」などとまくし立てた。

  • NHKの「あさイチ」番組サイトより
    NHKの「あさイチ」番組サイトより
  • NHKの「あさイチ」番組サイトより

被災地での舞台公演なども

   その横で豪快に笑い声をあげていたのがゲストの俳優・渡辺えりさん。

   渡辺「私も英会話やってますから。I'm fine. Thank you. And you?とかって言っちゃいますからね」

   華丸「それレッスン1中のレッスン1ですよ」

   この日の特集は「東北旅・震災11年のいま」。アッキーこと篠山輝信さんのリポートで、東日本大震災の被災地の今とそこに暮らす人々の思いを伝えた。

   被災地に出向き、舞台公演などを行ってきた渡辺さんは「私たちなんかは、そういう(被災地の人びとの)思いを演劇にしたり物語にしたりして伝え続けていかないといけない」などと話した。

   番組は、福島のいわき・小名浜で行われている試みも紹介。地元の鮮魚店を会場に、新鮮な常磐ものの魚料理と福島の地酒を味わうイベントを開催し、そこを入口に復興について考えていこうというものだ。

   現地で話を聞いてきたアッキーは、主催者たちの思いを熱く語った。

「なんで俺たちだけが代償を支払わせ続けているんだとか、なんでみんなこんな無関心なんだという怒りがあるとは言っていました。でも、それを直球でぶつけても聞いてもらえない。じゃあ、俺たちの地域ってそもそも被災地でも原発事故でもなくて、常磐もののうまい魚がある豊かな場所じゃんって。それを知ってもらって好きになってもらって振り向かせてやるって。そうしたら同時に俺たちの気持ちとか、震災のこととかも知ることになるからって。そういうしたたかな思いもあるイベント。でもやっぱり、ただただおいしい。最高!」

   渡辺「復興という重荷をおろすことの支援も私たちがしていかないといけないとアッキーの旅をみて気づきました」

   アッキー「コロナ落ち着いたらみんなで飲みに行きましょう!」

   渡辺「行きましょう!」

(ピノコ)

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