「気になるのはプーチン大統領の居場所です」と、司会の谷原章介が10日(2022年3月)の放送で切り出した。ロシアの独裁的指導者がどこで何を考えているのか、はっきりしたことは実はわかっていないという。
筑波大学の中村逸郎教授(ロシア研究)は、最近のプーチン大統領の変化を分析すると「表情がどんどん消えている。人とほとんど会っていないのではないか」と指摘する。この8日間にプーチン映像は2本公開されたが、計2分30秒、どちらも1人でしゃべり続け、撮影角度も一切変わらない。元米CIAのジョン・サイファー氏は「彼は暗殺を恐れている。引きずられ、撮影され、血まみれになることを恐れている」と話した。
「マスケティアーズ」の存在
ロシア国内・ウラル山脈の隠れ家に支持者を集めて会議し、数日で終わると思ったウクライナ戦争がまだ続いていることに激怒したとの情報や、クレムリンにいるかどうかにも疑わしい、地下のシェルターに隠れているとの観測もある。
谷原「だれと一緒なのですかねえ?」
中村教授があげたのは、「マスケティアーズ」ともよばれる大統領警護隊だ。「プーチン大統領の命の楯」ともいわれ、約40人。「わかっていることは35歳未満、身長175~190センチ、体重75~90キロ。危険察知能力があり、暑さ寒さに強く、外国語を理解し、政治にも精通するそうです」(堀池亮介アナウンサー)、「いまプーチン大統領の居場所を知るのはマスケティアーズと料理人だけ。彼らがプーチンの体調変化も一番よく知っているはずです」(中村教授)という。
谷原「暗殺に相当気を使っているのですね」
びくびくしながら怒りまくっているのか、ロシアの大統領は。
(あっちゃん)