「ウクライナに侵攻を続けるロシアのプーチン大統領、どのような状況にいるのでしょうか」。けさ8日(2022年3月)の「めざまし8」で司会の谷原章介がそう問い掛け、「アメリカの元CIA諜報員に単独インタビューをしました」と紹介した。
「行動はエスカレートするかもしれません」
約30年間スパイ活動を続けてきたジョン・サイファー氏で、「プーチン大統領の行動はエスカレートするかもしれません。彼はウクライナの抵抗を誤って判断してしまったことを恥じていると思います」と話し、「彼は暗殺を恐れていると思います。引きずられ、撮影され、血まみれになることを恐れていると思います」と語る。
ロシア国内でも反戦デモが広がり、人権団体によると、軍事進攻が始まって以降、拘束された人は1万3000人以上という。
それでも、頑なに突き進むプーチン氏。健康不安説、雲隠れ説、地下シェルター...いま、どこで過ごしているのか。
かつてCIAとしてロシアを担当、プーチン大統領をKGB(スパイ組織)時代から知るジョン・サイファー氏はプーチン大統領の胸中を「私はプーチン氏がモスクワから避難したとは思いません。彼は長年自らを守る体制をつくってきました。取り巻きの多くが元KGBなのでプーチン氏には忠実です」とみて、「国際社会で恥をかいたので、ウクライナを破壊するために出来ることをすると思います」と予測をしている。
(一ツ石)