「めざましテレビ」(フジテレビ系)。前日3月6日(2022年)の「R-1グランプリ2022」で優勝したお見送り芸人しんいち(36)が登場。芸歴10年目、ラストイヤーで王者になった心境を「感謝しきれないのと、ずっと嬉しいです」と語り、球体展望室「はちたま」からネタを生披露していた。
サンド伊達に言われたコト
「R-1」初戦の「僕の好きなもの」の歌ネタの最後に、「お見送り芸人しんいちじゃなくて~軽部真一さん好き~」と、めざましバージョンに変え、軽部アナを喜ばせることも忘れず。「しんいち界の星ですからね」と軽部アナに持ち上げられていた。汎用性のあるネタなので、準優勝のZAZYよりは使い勝手が良さそうだ。
「お見送り芸人しんいち」というちょっと変わった芸名は、同じ事務所の先輩、サンドウィッチマンの伊達みきおがつけたそうで、番組ではその由来も披露。元々は大阪にいた、しんいち。サンドウィッチマンが大阪に営業に来た際、「気をつけて帰ってください」と見送っていたら、サンド伊達に「お前、見送るのうまいな」ということで、「お見送り芸人しんいち」になった、とのこと。2人に電話したら「すっごい喜んでくれました」と。サンドの名前が出ることで、5割増し好感度が上がるから不思議だ。
そんな、お見送り芸人しんいち。「これでオファ殺到だと思いますけど、今日も番組ハシゴですか?」と三宅アナに訊かれ、「5本か6本お仕事いただいているんですけども......」と言い、「実はちょっと19時くらいからバイト入ってまして...。シフト自分で作ってたんですよ。僕、バイトリーダで。で、自分めっちゃ入れてたんですよ。今それで休ませてくれ、って店長に言ってるんで、今、もれなく店長にめっちゃ怒られてます」と。1夜にしてバイトリーダーからR-1王者に! まさにお笑いドリームだ。
(くろうさぎ)