「#Rakuten NFTはじまる」を見て-NFTの可能性に期待したい

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   2月25日、オンラインイベント「#Rakuten NFTはじまる」に立ちあいました。この日にサービスを開始する「Rakuten NFT」を記念して、渋谷ストリームビルで行われました。

   「NFT」とは「Non- Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)の略で、偽造困難な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータのことです。

   これまで簡単にコピーや改ざんができるため資産価値があるとされなかった動画・画像などのデジタルコンテンツに、唯一無二の資産価値を与える画期的な技術といえます。

   「Rakuten NFT」は、様々な分野のNFTをユーザーが購入したり、個人間で売買したりすることができるプラットフォームとして、サービスをスタートさせました。

   この「Rakuten NFT」のアート部門を任されたのが、社団法人APJです。私は、RAKUTENのコンテンツ事業アドバイザーを務め、また「APJ」の理事でもあります。

  • NFTに注目が集まっている(写真はイメージ)
    NFTに注目が集まっている(写真はイメージ)
  • NFTに注目が集まっている(写真はイメージ)

アニメキャラクターやアーティストの音源などコンテンツは無尽蔵?

   私も、最近になって「NFT」のことを知り、勉強しているところで、インターネット以来の第2の革命という人もいます。

   例えば、アニメキャラクターのデジタルコンテンツを例にあげると、「NFT」がない場合、コピーもできてしまうので、誰の所有物か、どれが本物かを証明することができません。これでは、デジタルコンテンツを買うのが不安になってしまいます。

   一方、「NFT」の技術を用いると、シリアルナンバーを入れることができ、本物であることを証明できるのです。

   当日のゲストとして登場した加山雄三さんは、自宅から1960年代のものと思われる「お嫁においで」など昔の音源を50数本発見したと話しています。「Rakuten NFT」では、この音源を貴重なNFTとして、販売することを発表しました。

   会場には、「ウルトラマン」の新作の声優も登場し、「NFT」の諸作品の紹介もしていました。

   私も、もっと「NFT」について知るために、勉強していきたいと思っています。

渡辺弘(わたなべ ひろし)
渡辺 弘(わたなべ ひろし)
1952年生まれ。東京大経済学部卒業。1976年に日本テレビに入社し、制作局CP、ドラマ制作部長として番組づくりの現場で活躍。編成局長、制作局長、取締役報道局長、常務・専務を歴任した。「マジカル頭脳パワー!!」「THE夜もヒッパレ」「「スーパーJOCKEY」「24時間テレビ」などヒット番組をプロデュースした。 現在は「情報経営イノベーション専門職大学」客員教授。映像会社「2501」顧問。
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