ロシア演説で外交官ら退場はあっぱれ? 若狭勝弁護士は「聞く耳を持つスタンス」の重要性強調

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   連日まとめているSNSから抽出ニュースHOTワードランキングの大書き看板を前に「3月2日(2022年)本日は?」と司会の谷原章介が戸惑い気味。トップ10が「すべてウクライナ情勢に関するものになりました」と永島優美アナウンサーがフォローした。

   この中から「めざまし8」はまず、2位の国連人権理事会を取り上げた。1日にスイスのジュネーブで開かれた協議の場で、ロシアに対して異例の行動が起きたのだ。

  • ウクライナ情勢に関心が集まっている
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谷原章介「対話再開のチャンネルは残しておいて」

   ロシアのラブロフ外相のビデオ演説が始まると、会場にいた多数の外交官が抗議の意思をこめて一斉に退場を始め、EU、米国、イギリス、日本をふくむ40カ国100人以上に達した。AFP通信によると、外交官の一斉退場はこの日、同じ会場で開かれた軍縮会議でもあったという。

   また、イギリスの報道官は1日、米ロなど5カ国で構成する「常任安保理事国からロシアを解任する用意がある」と表明した。首相は立場を示していないとしながら「ロシアが外交的に孤立することを望んでおり、すべての選択肢を検討するとは言える」とコメントした。

   風間晋(フジテレビ解説委員)「姿勢を見せる意味では分かる。ただ、解任はおそらく国連憲章中に規定されていない。どうしたらできるかから議論しなければならず、ロシアが拒否権を使うだろう」

   若狭勝(弁護士)「外交官一斉退場は、最大の批判・抗議だ。一方ではロシアの言い分がとんでもないものでも、聞く耳を持つスタンスをつづけることが解決のカギ。これで本当にいいか、もう少し考える必要があるのではないか」

   それだけ、ロシアの強欲な力任せの横暴に世界が怒っている姿ではある。一方的な侵攻なんておかしい、ひどすぎるじゃないかと各国が示した。

   谷原「制裁はしっかりして、対話再開のチャンネルは残しておいてほしい」

(あっちゃん)

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