ダウンタウン松本人志と中居正広の特番。「まともtoなかい～マッチングな夜～」（フジテレビ系）。2人が会わせてみたい2人をマッチングし、対談する様子を見守るもので、2020年11月に第1弾が放送され、今回（2月19日、22年）がその第2弾。前回の放送が面白かったので、楽しみにしていたのだが......。
今回のラインナップは、伊藤沙莉×伊藤俊介（オズワルド）、菅田将暉×山田孝之、新庄剛志×布袋寅泰。どれも楽しみなマッチングだが、特に、女優の伊藤沙莉と兄のオズワルド伊藤の仲良し兄妹。
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身内がサプライズ登場した（写真はイメージ）
兄をタジタジと...
どんなトークをするのか興味深かったが、オズワルド伊藤は大先輩の松本の番組ということもあってか、妹よりもそちらが気になるようで、2人の会話は弾まない。2年前まで2人で暮らしていたとのことで、家賃は妹が22万円、兄が4万円を支払っていたというリアルな話が聞けたのはよかった。2人の間にはもうひとり女兄妹がいて、その『史織』さんがサプライズで登場。沙莉そっくりのハスキーボイスで、兄をタジタジとさせていたのが唯一面白かった。さらに後ろ姿だけだったが、母と一緒に住む叔母もスタジオに来ていて、伊藤家大集合、と言う感じ。
途中から身内がサプライズで出てくるたびに驚き、動揺するオズワルド伊藤をみんなで楽しむという趣向になってしまい、期待した兄妹2人のガッツリトークが見られなかったのは心残り。
それはほかの3組も同じで、これならば、松本と中居は同じ場所にはいないで、2人のトークをどこか別の場所からリモートで見ていて、あとで出てくるほうがよかったのでは、という気がする。
誰と誰を会わせるかという「マッチング」も大事だが、2時間10分もあるのだから、もっと実りあるトークを見たかった。
（くろうさぎ）