新型コロナウイルスのオミクロン株(BA.1)感染はピークを越えたと見られるが、亜種のBA.2の市中感染が東京、大阪、神奈川、愛知などで確認された。専門家は「今後はこっちが主流になる」と警告している。BA.2はどんなウイルスなのか。けさ24日(2022年2月)の「モーニングショー」が解説した。
「置き換わり」は日本でも「遅かれ早かれ」
冬休み中のアシスタント・斎藤ちはるアナの代理の八木麻紗子アナ「東京大学の佐藤圭准教授による査読前の研究ですが、BA.2はオミクロン株(BA.1)に比べて感染力は1.4倍、病原性も高く、重症化しやすいということがわかりました」
感染が早いオミクロン(BA.1)よりさらに広がりやすく、重症患者・死者も増えるかもしれないということだ。デンマーク、南アフリカ、イギリスではすでに置き換わりがすすんでいて、佐藤准教授は日本も「遅かれ早かれそうなるのは間違いない」としている。第7波が来るということか。
玉川徹(テレビ朝日)「デンマークを見ると、一回減り始めたあと、置き換わりによってまたそこからピークを作るグラフになっていますから、日本もそうならないとは言えないですよ。ただ、ブースター接種の効果はBA.1と変わらないらしいし、新しい薬も効くというから、過度に恐れることなく、高齢者や基礎疾患がある人はさらに気を付けるということです」
石山アンジュ(パブリックミーツイノベーション代表)「(コロナ感染は)オミクロンで終息するという幻想を持っていましたが、そんなことはないということですね。高齢者や基礎疾患のある人を優先する対応を強化してほしいと思います」
司会の羽鳥慎一「引き続きしっかりした感染防止対策を心掛けましょう」
(カズキ)