「カーリング女子のロコ・ソラーレのメンバーが自分たちの手にメッセージを書いて、気持ちを奮い立たせている。そんなシーンがありました。私も早速影響されました。ご覧ください」と司会の安住紳一郎アナ。その手の甲には「input into the attendance management system」とのメッセージが。
安住アナ「『勤務表を入力しなさい』と書いてあります。忘れがちですからね。すぐ労政から電話が来ちゃう」
安住紳一郎アナ「そうですね。やりまーす」
宇賀神メグアナ「承認する人が大変なので、オンエア終わったらすぐに入力してください」
安住アナ「そうですね。やりまーす」
こんな調子で始まった21日(2022年2月)の「THE TIME,」がトップで伝えたのは、20日に閉幕した北京五輪の話題だ。
フィギュアのエキシビションで羽生結弦選手が演じたのは「春よ、来い」。美しいトリプルアクセルを決めるなどして世界中のファンを魅了した。羽生選手はこの演技に込めた思いについて「世の中には本当にたくさん辛いことがあって、どうしても逃げられない辛さもある。そういう方々に少しでも幸せな時間が、少しでもホッとできる時間とか、春が来たらいいなと思って滑りました」と語った。
「こんなに悔しい表彰式ってあるんだなって初めて感じて」と、涙ながらにカメラに向かって話したのは日本カーリング史上初の銀メダルを取った日本代表の藤沢五月選手。20日のカーリング女子決勝で、終始イギリスにペースをにぎられ、3対10で敗れた。
メダルセレモニーでは5人が一斉にジャンプで表彰台に上がり、互いにメダルをかけあうなど笑顔が見られた日本代表だが、インタビューでは「今はゲームや自分に対してすごく悔しい気持ちもあるけれど、この1試合の負けで全てを否定してしまうのはもったいない」(吉田知那美選手)、「4年前(銅メダル)とは1つメダルの色も変わったんですけど、正直まだ悔しさの方があって」(藤沢選手)など、手が届きかけた金メダルに対する思いがあふれ出た。
さて、スピーチが長いことから「バッハ校長」の異名を持つIOCのバッハ会長だが、閉会式では約9分と気持ち短縮したようだ。この日の北京の気温は氷点下だったのにも関わらずいつも通り淡々とスピーチをしたバッハ会長にネット上では「バッハ校長、暑さにも寒さにも強い」と驚きの声が上がったという。
(ピノコ)