「新型コロナウイルスのオミクロン株について、気になる発表がありました」とけさ21日(2022年2月)の「めざまし8」で情報キャスターの倉田大誠が伝えた。PCR検査では判別しづらいとされ、「BA.2」とも呼ばれる「ステルスオミクロン株」のことだ。最新の研究で2つの特性が見えてきたという。
都内で初の市中感染確認
「1つ目は今のBA.1という従来のオミクロンよりも流行しやすく、感染力が約1.4倍高いということ。2つ目がステルスオミクロンの方が病原性が強い可能性があり、重症化しやすいということです」と語るのは東京大学医科学研究所の佐藤佳准教授。
先週、東京都モニタリング会議で都内で初めてステルスオミクロンの市中感染を確認したばかりだ。佐藤准教授は「都内だけでなく全国的に広がることも想定でき、今後はステルスオミクロンへの置き換わりが進み、医療現場への負担がさらに大きくなる可能性があります」と指摘している。
司会の谷原章介「市中感染が見つかり、感染力も重症化率も高い。心配ですね」
橋下徹(弁護士)「佐藤先生が発表されたので、政府もオミクロンの毒性について評価をきちんとすべきだと思います。ただ、専門家の皆さんはあとで外れることを恐れてなかなかリスク評価しなんです。日本の専門家としてできるだけ早く評価すべきだと思います」
司会の谷原章介「いまの岸田政権としてのコロナ対策は緩和の方向で動いていますよね。第6波が収まるまでに第7波になる可能性もありますね」
(一ツ石)