トークバラエティー番組「アウト×デラックス」(フジテレビ系)が、3月(2022年)をもって放送終了する。
2月17日放送回の冒頭で、司会の矢部浩之さん(ナインティナイン)が「『アウト×デラックス』終わるってなって、(スタジオ)活気づいてない?普通もうちょっと寂しいよね」と、番組終了について触れた。
「アウトはグッドの裏返し!」
司会のマツコ・デラックスさんが「失って初めて気付くものってあるわよね」としんみりすると、後ろに座る「アウト軍団」の柿沼しのぶさん、山下恵司さんが「にゃ~ん」「うわ~ん」と泣き声を出した。
マツコさんが「何があたし一番惜しいってね、この人たち(アウト軍団)ですよ。不謹慎すぎてどこもキャスティングできませんよ」と言うと、アウト軍団やスタッフたちから笑いが起こっていた。
「アウト×デラックス」の終了は、フジテレビが運営するエンタメメディア「フジテレビュー!!」で1月7日に報じられていたが、今回の放送で知った人も多かったようで、ツイッターなどでは「3月でアウトデラックス終了なんだ 残念だな」「大好きな番組が終了しちゃう さみしいなーー」と悲しみの声が上がった。
一方、「『アウト×デラックス』もなくなるしっていうので、今年から外国人の学校通えてない子どもの教育支援をする団体の理事長になったんですよ」と番組で明かしていた小原ブラスさんは、ツイッターで
「もちろん悲しいのだけど、実は少しだけホッとしてる気持ち。人の持つ変なところ=個性=アウト アウトはグッドの裏返し!この番組のコンセプトが世の中にとって当たり前になってきている証拠だと思うんだよね。この番組は大切な役目を果たしたと思うのだ」
と投稿。これに対しては、
「ブラス様を見られる機会が減るのは残念ですが、アウトが多様性として受け入れられる時代が来たのかもしれないですね」
「終わっちゃうの悲しい けどアウト観始めて考え方変わった!人生のお勉強になりました ありがとうございます」
など、前向きに受け止めるコメントも寄せられている。
(TT)