ドーピング疑惑で北京オリンピックが大揺れする中、ROC(ロシアオリンピック委員会)のカミラ・ワリエワ選手は結局、女子フィギュアで4位に終わった。「カメラがとらえていたのはワリエワ陣営混乱の舞台裏」と、18日(2022年2月)の「めざまし8」で司会の谷原章介が取り上げた。
きのうのリンクからこれまでなら考えられないミスを連発して戻ったワリエワ選手に、エテリ・トゥトベリーゼコーチからかかった言葉は「なんで気を緩めちゃったの? なんで戦うのをやめたの?」だった。さらに「説明して! 全然集中できてなかったわ」。
カズレーザー「ROCに僕は不信感を持つ」
風間晋(フジテレビ解説委員)「容赦ないな。結果責任をワリエワ選手に負わせる言い方だ。これ(ロシアのドーピング問題)は北京大会最大のスキャンダルだ」
スタンドからは「カミラ、カミラ」のワリエワコールが起きていた。ワリエワは得点発表の場で泣き崩れた。金メダルはシェルバコワ、銀メダルはトゥルソワ(ともにROCの17歳)、日本の坂本花織選手は銅メダルだった。
そのトゥルソワ選手はハグしようとしたコーチに「あなたはこうなることを知っていたでしょう」「嫌だ。スケートは一生やりたくない。もう2度と氷の上には出ない」と強く言い切った、とロシアメディアが伝えた。だが、会見では「怒りで」とあくまで自分の演技に関することだと「訂正」した。不自然というしかない。大人たちがよってたかって「訂正」させたとすれば、ケチなお笑い話だ。
坂本は「(ドーピング問題は)脳内から排除して、できることに集中していた」そうだ。
カズレーザー(タレント)「ROCに僕は不信感を持つ。年若いアスリートを使い捨てにしすぎだ」
谷原「ワリエワ選手にとっては最初で最後の演技だったかもしれない。オリンピックをすっきり観られる形に、原点に戻ってほしいと思いますね」
(あっちゃん)