北京五輪スノーボード女子ビッグエアできのう15日(2022年2月)、17歳の村瀬心椛選手が銅メダルを獲得した。16日の「スッキリ」に北京から生出演し、メダルにつながった演技や「日本に帰ってしたいこと」を語った。
父親の滑る姿にあこがれて、4歳からスノーボードを始めたという村瀬選手は、14歳で膝の大けがをして選手生命の危機に直面したが、リハビリを重ねて五輪を目指してきた。きのうの本番では、2回目の滑りでジャンプを完璧に決め、冬季五輪の日本女子で最年少メダリストとなった。
「今後、日本に帰ってやりたいことはありますか」
北京のスタジオから生出演した村瀬選手は開口一番、「きのうはメダルと一緒に寝ました。すごく嬉しいです」と笑顔。決まった技よりも、失敗した3本目のバックサイドダブルコーク1260の大技に触れ、「公開練習では何本も決まっていたのに、決められなかったのがすごく悔しかった」と負けず嫌いの一面をのぞかせた。
「今後、日本に帰ってやりたいことはありますか」というMC の加藤浩次の質問に対しては、「3カ月日本に帰っていないので、妹にすぐ会いたい。いつも仲良しで、会ったら妹がやりたいことを一緒にやりたいです。妹はギターが弾けるので、それを聴きたい」と返答。加藤が「妹さんはギターで何を弾くんですか」と突っ込むと、中島みゆきの『ファイト!』のサビを口ずさんでみせた。
中島みゆきと聞いてスイッチが入ったのか、加藤は「闘う君の唄を闘わない奴等が笑うだろう、っていう歌詞ですよね。あれ、めちゃめちゃいいですよね。かっこいいんですよ。グッときちゃったなあ」と熱く語り、「妹さん、15歳?なんで中島みゆきさんだったんだろう?」と無茶な質問も。村瀬選手は「わかんないですけど、たぶんグッときたんですかね」と困惑しながらもうまくかわしていた。
(キャンディ)