きのう13 日(2022年2月)、北京五輪のスピードスケート女子500メートルが行われ、5種目に出場する高木美帆選手(27)と、前回に金メダルを獲得した小平奈緒選手(35)も出場。先に高木選手がスタート、記録は自己ベストの37秒12。右手を挙げて渾身のガッツポーズを見せた。その後に小平選手が2連覇を目指したが、まさかの失速で38秒09の17位だった。
高木は残りの選手の記録を待っていたが、アメリカの選手が37秒04となり金メダル。高木選手は銀メダルとなった。その瞬間の声をマイクが拾っていた。拳を突き上げ、「勝った、勝った、よっしゃー」。得意の1500メートルの銀には悔しさを滲ませていたが、500メートルの銀には喜びを爆発させた。
中距離、長距離が得意といわれている
会見では「このオリンピック、苦しい時期が続く中、ベストを出せたことで最後まで挑戦して良かったなと思います」と話していた。
司会の谷原章介が長野五輪スピードスケート女子500メートルで銅メダルを獲得した岡崎朋美さんに聞く。「得意種目でないのに銀メダル。どれぐらいすごいことなんでしょうか」。
岡崎さん「すごいことですよ。本職のスプリンターだって、メダルを取ることは大変なことなのに、ひょいと勝つんだから」
高木選手は元々は中距離、長距離が得意といわれているが、500メートルの練習もしており、500メートルにも出場することになったという。
谷原「(高木選手も出場した)女子団体パシュート準々決勝でオリンピックレコードを出しました。ますます期待できますね」
(一ツ石)