<今週のワイドショー> 高梨沙羅「失格」後の奮闘に「胸を打たれた」

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   「魔物がいる」と言われるオリンピックの舞台で、日本の選手たちの悲喜こもごもの物語が続いています。なかでも7日(2022年2月)のジャンプ混合団体での高梨沙羅選手の「失格」は、だれもが驚くニュースでした。飛行後の検査で、ジャンプスーツの太もも回りが規定より2センチ大きかったというのです。ワイドショーも一斉にこのニュースを取り上げ、何が起きたのかを特集しました。

  • 北京五輪のさまざまな結果に注目が集まっている(イラストはイメージ)
    北京五輪のさまざまな結果に注目が集まっている(イラストはイメージ)
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「理不尽」「あいまいな部分がある」と指摘続々

   (J-CAST)テレビウォッチ・ワイドショー通信簿の「高梨沙羅『スーツ失格』問題 葛西紀明『理不尽』指摘の理由」(8日、フジテレビ系「めざまし8」)では、日本ジャンプ界の「レジェンド」葛西紀明さんのコメントを取り上げました。葛西氏は「まさか、そういうルールで失格になるのは、風の次に理不尽なところではないか」といい、原因としては「こっち(北京)に来て痩せたり、うまくトレーニングが出来なかったりで、太もものサイズが小さくなることもある」と語ったそうです。

   「加藤浩次『飛ぶ前にチェックすればいいんじゃないの』 高梨沙羅『失格』への違和感」(8日、日テレ系「スッキリ」)では、日本の横川朝治ヘッドコーチの話を紹介しました。それによると、「普通はウエイトトレーニングでポンプアップしてサイズが合ってくるが、思ったより上がらなかった」といいます。

   また、ソチ五輪のメダリスト竹内択さんは「すべて抜き打ちチェックでランダム。しかも太ももは、測る人の強弱によって大きさが変わる。あいまいな部分がある」と検査の仕方に違和感を口にしていました。

   それでも、高梨選手は2回目に臨み、98.5メートルを飛びました。これについては「高梨沙羅『失格』後の踏ん張りに感動(略)」(8日、テレビ朝日系「モーニングショー」)で、長嶋一茂さんが「ほかの3選手が穴を埋める日本のチームワークのすごさに胸を打たれた」とコメントしたことを紹介しています。

   失敗しても成功しても、一瞬の競技にかける選手たちの戦いが、これからも続きます。

(コムギ)

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