香川照之が司会で登場する金曜日に不定期でやっている「赤坂TBSにホタルを呼ぼう!」という「TIMEの森プロジェクト」。TBS放送センターの南側の21世紀時計が飾られる庭園をホタルが生息できる環境に整備するのが狙い。11日(2022年2月)放送では香川が「ホタルに会いに行ってきました」と、ホタルを飼育している埼玉・東武動物公園を訪問した様子を放送。東武動物公園では17年前からゲンジボタルとヘイケボタルを飼育している。
水温の管理が「最も重要」
昆虫好きの香川は施設を見ながら「日本にいるホタルは約50種、そのうち光を放つのは数種しかいない」とうんちくを披露。光るホタルであるゲンジボタルとヘイケボタルが飼育されている部屋を訪れた。そこは温度25度、湿度70%に保たれている。飼育員によると「ホタルが卵を産むときと同じ環境にしてある」という。香川は直径約0.6ミリしかない小さなヘイケボタルの卵を見て「へぇ~」と感動していた。卵をふ化させるためには良質な水草と不純物が少ない水が必要だと教えられる。
続いて訪れたのはホタルの幼虫が越冬するための寒い部屋。卵、幼虫、さなぎ、それぞれの季節に合わせて環境を整えて育てているという。この施設で飼育員から水温の管理が最も重要なことを聞いた香川は「庭園の時計を取っ払って水温計にすればいい」「あれだけ小さいものを繊細に飼う自信がなくなるね」と話していたが、スタジオで励まされて「頑張りますよ~。楽しみにしていてください」と力を込めた。
(バルバス)