懐かしい「おしん」のメロディから話がスタートして、え?ナニナニ?と戸惑う。前日にるい(深津絵里)が赤ちゃんを産んだのだから、その続きと思いきや、いきなり桃太郎は小学生に。ひなた編の3代目ヒロインが登場するし、頭のなかの時代設定を切り替えるのに戸惑った。「弟!いきなりデカクなってた」「ひなた、急に成長した!」「完全にひなた編に移行しましたね」「いよいよ本格的なひなた編って感じ」と大きな弟とひなたに驚きの声。
時は流れて1983(昭和58)年。ひなた(川栄李奈)は18歳高校三年生になった。
微笑ましい朝食場面も
朝ごはんの場面で、ちゃぶ台とテレビの位置は昔のまま。父親のジョー(オダギリジョー)はジョン・レノンみたいだけど、それは音楽好きなら十分に意識していた時代。るいのお母さんぶりもすっかり板についてジーンズが可愛い。
もうひとつ、変わらないのはジョーパパの不器用な食べ方。「お父ちゃんこぼしてるでー」と桃太郎に指摘されて「ジョーさんがまいかけしぃ」とるいにも怒られていたが、その後のシーンでは親子でお揃いの前かけしていた。ハハハ微笑ましい場面だった。
「朝からかわいい親子をみた」「桃太郎...よだれ掛け...親子でお揃いだったからるいの手作りかな」「前かけ親子!ひなたもっと突っ込めー」など視聴者からのネット上の突っ込みも目立った。
ジョーさんはあいかわらず仕事してないのかしらん。本気で心配になる。回転焼き屋さんで生計が成り立つのか?喫茶もやっているようなのでなんとか暮らしていけているのか。ジョーのトランペットはもう一度聴けるの?ひなたのラジオ英会話はどうなったのだろう?心配ばかりで始まった本格ひなた編だが、るいもジョーさんもそのまま登場する模様なので、ひなたがサムライからどんなレディになるのか期待したい。
(Y・U)