北京オリンピック・フィギュアスケート団体で優勝したロシア(オリンピック委員会)のカミラ・ワリエワ選手にドーピング疑惑が持ち上がり、失格になるかもしれないという仰天ニュースを、けさ10日(2022年2月)の「モーニングショー」が伝えた。
石山アンジュ「ドーピングは考えづらい」
IOCはきのう、「ISU(国際スケート連盟)との法的協議を必要とする事態が発生しました」と会見で明らかにした。そのためか、おととい行われるはずだったメダル授与式は延期になっている。イギリスのオリンピック専門メディア「インサイド・ザ・ゲームズ」は「北京五輪前に行われた薬物検査が関連している可能性がある」と報じ、アメリカの「USA TODAY」も「ロシアのメンバーが陽性だったのでメダル授与式が遅れた」と伝えた。
ワリエワは今シーズンは世界最高得点を何度も更新し、来週から始まる北京五輪・女子シングルでも大本命と見られている。司会の羽鳥慎一も「まだ具体的な発表はありません」と半信半疑だ。
石山アンジュ(「パブリックミーツイノベーション」代表)「15歳という年齢的にも種目的にも、ドーピングは考えづらいですけどねえ」
イギリスのメディアによると、薬物は競技力向上のためではなく、心臓疾患に使用されるものという。玉川徹(テレビ朝日)は「ちょっとまだ、よくわからないですよね。心臓に疾患ということになると、薬はどうしても必要なわけで、それを使っちゃいけないとなると、もう競技ができなくなっちゃうということですかね」と戸惑っている。
IOCは会見して正式に発表する。
(カズキ)