安藤美姫「ごくまれなケース。不運としか」 羽生結弦、「穴」でジャンプミス

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   北京五輪はきのう8日(2022年2月)、男子フィギュアのショートプログラムが行われた。満を持して五輪のリンクに登場した3連覇を狙う羽生結弦選手(27)だったが、冒頭の4回転ジャンプが1回転になってしまうまさかのミスで8位。きょう9日の「スッキリ」は、その瞬間に焦点を当てた。

   「会場中がいったい何が起きたかわからないということで、私は初めて驚きのため息のようなものを聞きました」と、会場にいた山本紘之アナウンサー。パブリックビューイングにいた辻岡義堂アナウンサーも「羽生選手の時はみなさん手を合わせて祈るようにしていました。最初のジャンプのあとは、うつむいている方もいっぱいいました」と伝えた。

  • 「ごくまれなケース」が起きてしまった(写真はイメージ)
    「ごくまれなケース」が起きてしまった(写真はイメージ)
  • 「ごくまれなケース」が起きてしまった(写真はイメージ)

荒川静香「溝にはまりましたね」

   観客席から演技を見ていたトリノ五輪金メダリストで解説者の荒川静香氏も「ああ、うそでしょ...」と胸に手を当てて息をのんだ。しかし、ここから元金メダリストの本領発揮。遠目に肉眼で見ていたにもかかわらず、間髪入れずに「溝にはまりましたね」と原因を言い当て、「アクシデント的なミスですね。本当に運的なもの。コンディションの問題でもないし、技術的な問題があったわけでもない」と解説してみせた。

   荒川氏の指摘通り、演技を終えた羽生選手はリンクから上がった直後、「うわー、はまった」とつぶやき、そのあとのインタビューで「ちょうど滑っているときに穴があって、ガコってはまってしまった」と明かした。

   きょうのスタジオでは、この瞬間のスロー映像を見たMCの加藤浩次が「ジャンプしながら、空中で『なんかはまったぞ』ってひっかかったあたりを見ていますね」と指摘。生出演した元フィギュアスケーターの安藤美姫も「ごくまれなケース。ほかの選手たちと一緒に1時間半練習してもはまらないのが普通です。不運としか言いようがない」と話していた。

(キャンディ)

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