真帆の不倫告発ビラをポストに入れていた
光莉の失踪は、弟の篤斗(小林優仁さん)が凌介の子供ではないかもしれないという真帆(宮沢りえさん)の話を聞いてしまったことがきっかけで、橘の協力で家出したことが始まりだった。橘の自宅に滞在していたが、途中で本木に拉致され、監禁されていた。
凌介はバー「至上の時」で、二宮、河村俊夫(田中哲司さん)、日野渉(迫田孝也さん)に、光莉が話した内容を伝える。二宮は橘の言動を振り返り、「一星は、ひとつの誘拐事件だって私たちを誘導してたんですね...」とつぶやきつつ、橘が嘘をついていたことに憤り「真帆ちゃんの失踪に一星が関わってる可能性もあると思ってる」と言う河村に「それは飛躍しすぎです!」「真帆さんの失踪で疑うなら林のほうですよ!むしろ真帆さんのことも疑うくらいの気持ちでいないとだめです」と食って掛かり、橘をかばうような動きも見せた。
度々菱田宅を訪れていた亀田運輸のドライバー・望月鼓太朗(坂東龍汰さん)がサッカークラブのコーチ・山田元哉(柿澤勇人さん)と揉み合うのを止めようとした清明(桑名愛斗さん)が地面に尻もちをついてしまい、母の朋子(桜井ユキさん)から亀田運輸に苦情の電話がかかってくる。謝罪のために二宮、望月と一緒に菱田宅を訪れた凌介は「押し入れの中を見せてください」と朋子に頼む。
「お互い、秘密のない関係でいたいってことですよね。わかりました」と一度うなずいた朋子は、「私、見ちゃったんですよね。言わなかったのは、凌介さんのためだったんですよ」と切り出し、凌介にスマートフォンを見せる。画面には、林と真帆がホテルの部屋から出てくる写真とともに「それでも探しますか?」と書かれた紙を、二宮が相良家のポストに入れている動画が映っていた。