北条宗時(片岡愛之助)暗殺シーンにビックリ 「静かすぎてセンセーショナル」 【鎌倉殿の13人】

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   平和で楽しくのんびりと暮らしていた北条家だったがついに戦へと突入した。堤館と山木の首をとって勝利した源頼朝(大泉洋)だったが、即刻平家方の反撃がはじまり、大庭景親(國村隼)が梶原景時(中村獅童)ら3千の兵を率いて出陣することに。(ネタバレあり)

   また伊豆でも、伊東祐親(浅野和之)が頼朝討伐に燃えていた。伊東のじいさまは、北条を率いているのは孫にあたる三郎・宗時(片岡愛之助)だとし、三郎を闇討ちにせよと善児に命令した。善児?頼朝と八重の子供、千鶴丸(ちづるまる)を川沿いで殺したアイツではないか。嫌な感じがした。

  • NHKの「鎌倉殿の13人」番組サイトより
    NHKの「鎌倉殿の13人」番組サイトより
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背後からアッという間に

   そして最後の場面、川沿いで休憩している宗時だったが、倒れている工藤殿に近寄ったかと思ったら背後からアッという間に殺されてしまった。宗時の死に顔アップも印象的だったが、善児の鮮やかな暗殺のほうが静かすぎてセンセーショナル。

   筆者は、善児の持っていた小刀を見て映画「レオン」が浮かんだ。孤独な殺し屋レオンが「殺しの初心者は標的と距離が取れるライフルを使う。殺しの技術が上がるとどんどん敵に近づける。ナイフが良い例だ」って言っていたのを思い出した。殺し屋善児は宗時暗殺の瞬間を静かに待っていた。平安時代のアサシンである。「北条宗時暗殺のシーンが突然すぎて呆気に取られた。

   善児の存在感たるや」「「志半ばで無念の死を遂げた宗時より、あまりに鮮やかな暗殺を成し遂げた善児のインパクトのほうが強かった」「此の突然の死は、分かってた事とは言えショッキングだった」など善児のスゴ腕にネットも沸いた。

   ところで善児が宗時から巾着を持って行ったが、あれは?千鶴丸を殺した時も着物を手にしていた。暗殺の「証拠」ということか。いつしか義時が兄の巾着だと気づくのだろうか?善児の存在が今後も気になるところではある。

(Y・U)

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