「検査資源を高齢者施設に集中すべきでは」 コロナから復帰の山口真由が提言

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   昨日6日(2022年2月)の東京都新型コロナ感染者は1万7526人と日曜日としては過去最多を記録した。小池都知事は、リスクの高い高齢者の割合が高まっているとして、高齢者対策に重点を置くとしたほか、政府の分科会が学校生活をめぐって新たな提言を出すなど、感染対策には変化が見られる。7日の「モーニングショー」ではこうした動きを踏まえ、今後の見通しを取り上げた。

   北村義浩(日本医科大学教授)「(東京の感染者は)少しずつ伸び率は落ちてきているが、鈍化のスピードがゆるくなっている。総数を見ると天井に達したかという希望が持てる。全国も一部地域をのぞいて東京と同じ流れで、沖縄や広島、確実に減少のフェーズに入った。なお加速して落ちていくといい」

  • 高齢者への感染防止めぐり論議
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「感染状況に変化」も

   司会の羽鳥慎一「ただ感染状況に変化が出ている。昨日の感染者の年代別割合を先月14日-20日と比べると、10歳未満が7.9%から14.4%、65歳以上が5.5%から9.1%と増えている。厚労省アドバイザリーボードの脇田座長は『若者の減少が始まりつつあるが、小児、高齢者など他の世代の減少傾向がないと、全体の減少につながらない』としています」

   北村教授「高齢者がどんどん増えてきている。直近は70歳以上が1日1400人くらいと、第5派と比べて7倍。重症化率が5分の1くらいといっても患者数が7倍になると結局同じかレベルが高い。高齢の方は入院して横になってしまうと復帰が難しい。ほかの世代の入院とは質が違う」

   石原良純(気象予報士・タレント)「実感として先週から確実に高齢者施設に浸潤し始めたのは間違いない」

   羽鳥慎一「山口さんは自分で感染されて思ったことはありますか」

   山口真由(弁護士)「デルタの時は40代50代が問題だったが、今回は65歳以上。検査資源を高齢者施設に集中すべきではないか。私は幸いにも軽症ですみましたが、健康観察のお電話、心苦しさを感じました。30代、40代の方に健康観察のリソースを割くのか考えどころ。高齢者の方に集中していただきたい」

   玉川徹(テレビ朝日)「重症化率が低くても感染する人が多ければ凌駕してしまう。ワクチンを今から急いで打つといっても間に合わない。これだけ感染が広がったら有効な手段がない」

(みっちゃん)

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