元宝塚・真彩希帆、坂元健児、花耶... 「THEカラオケ バトル」今回も「満足満足」のワケ

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   毎回、隠れた逸材が出てくるので楽しみな「THEカラオケ★バトル」(テレビ東京系)。今回(1月30日、2022年)は、元宝塚雪組トップ娘役の真彩希帆が出演するというので見たら、なかなかの歌うま揃いで、見応え充分だった。

   12人がA・B・Cブロックに分かれて予選が行われ、各ブロックの上位1名が決戦に進出、という流れで、お目当ての真彩はBブロックのトップバッター。天使の歌声で八神純子「みずいろの雨」を熱唱、95.754点を獲得した。

  • テレビ東京の「THEカラオケ★バトル」番組サイトより
    テレビ東京の「THEカラオケ★バトル」番組サイトより
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「聴きごたえ」あり

   さらに、Bブロックの2人目は、元劇団四季のミュージカル俳優・坂元健児。「ライオンキング」の初演で主人公シンバを演じたレジェンド俳優だ。当時、日本人にハードなライオンキングが演じられるのかと言われるなか、1年間かけて肉体を鍛え、役作りしたという。四季の稽古場に筋トレマシンが置かれるようになったのは、それ以来だとか。坂元は四季のミュージカル「リトルマーメイド」の主題歌「アンダー・ザ・シー」を披露。舞台さながら軽やかに歌い上げるも、得点は93.626点と伸びず。3人目ヘヴィメタルのさくら"シエル"伊舎堂がBon Jovi「Livin'On A Prayer」で96.047点、4人目1月にデビューした新人歌手・花耶がJUJU「奇跡を望むなら...」を披露し、99.232点と最高得点をとり、決勝進出を決めた。

   ほかにも、アイドルの日向ハル(フィロソフィーのダンス)、名古屋のご当地アイドルBOYS AND MEN通称ボイメンの平松賢人、昨年秋auのCMソングにも起用され、TikTokのフォロワー140万人超のデュオ「もーりーしゅーと」、テノールとソプラノを自在に操るオペラ歌手マリア セレン、モンゴル民謡・オルリコ、モノマネアーティスト松浦航大ら、初めて聴いた人も多かったが、その歌声は素晴らしく、その辺の歌番組よりも聴きごたえがあり、満足満足。

   歌番組も少なくなった今、下手な歌番組に出演するよりもこの番組で顔を売ったほうがよっぽど宣伝になるに違いない。

(子守熊)

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