2月4日(2022年)の「あさイチ」(NHK総合)、プレミアムトークのゲストは俳優の伊藤沙莉さん。朝の連続テレビ小説「ひよっこ」(2017年)で米屋の娘・安部さおり(米子)を演じブレイク。独特のテンションとテンポのよいせりふで物語を盛り上げた。
博多大吉キャスター「『ひよっこ』の頃の沙莉ちゃんって、島田珠代さんのような...」
伊藤さん「あははははは!(爆笑)」
博多華丸キャスター「そうそうそう。そうよ。登場シーンはそんな感じだったよね」
伊藤「確かに。かなりリスペクトしてました」
「人間の仮面をかぶった妖精です」と
「ひよっこ」をきっかけに年配の人にも知られ、街で「米子!」と声をかけられることも多くなったという伊藤さん。役名で呼ばれることについて「嬉しい。その印象が強い分だけその人間(役)としていられていることになるので」と話す。
大吉キャスター「言いにくいんですけど、僕は『ひよっこ』は観ていなかったので、今はもう(『ミステリと言う勿れ』の)風呂光と思って見ています。整くんはどこ?」
華丸キャスター「カレー作ってるんじゃない?家で」
映画「ちょっと思い出しただけ」で共演した俳優の池松壮亮さんはVTRで、伊藤さんが「妖精」であることを暴露。
「占い師に『あなたは人間の仮面をかぶった妖精です』と言われたらしいんです。それを(撮影)最終日に聞いて、『あ、俺は2週間妖精と過ごしていたんだ』って思って。妖精とお芝居したことなかったのでビックリして。『自覚はあるんですか?』って聞いたら『あります!』って言ってたんです。そこを聞いてみてほしい」(池松さん)
大吉キャスター「最終日のカミングアウトはかぐや姫スタイルですよ」
伊藤さんによると、占い師にそう告げられたのは兄であるお笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介さんと一緒に出演した番組内にて。
伊藤さん「お兄ちゃんが、『羽の生えた小さな妖精ですか?』って聞いて。そしたらそうじゃなくてエルフらしくて。エルフってサンタさんのお手伝いしているんですけど、それなんです、私。どうりでクリスマスがすごく好きだし、全然知らない人でもすごく愛してるって思う時あるんです。......引いてます?」
大吉キャスター「いやいやいや。全然、全然...」
伊藤さん「高岡早紀さんにも『沙莉って妖精みたいだよね』って。私、妖精だってカミングアウトしてないのに。不思議ちゃんになりたいわけじゃないんですけど...」
熱く語る伊藤さんに「うんうん」「へえ」「ほうほう」と相槌を打ちながら耳を傾けていたキャスター陣。伊藤さんは一通り話し終わると、周りを見回してひと言。
「え!?こんなことで嫌われたくないんですけど、大丈夫ですかね!?」
(ピノコ)