「THE TIME,」冒頭のニュースランキングのコーナーで5位に入ったのが、きょう4日(2022年2月)に開会式を迎える北京五輪の聖火リレーにジャッキー・チェンが登場したニュース。
走り終えて、多くのファンに囲まれて記念写真を撮るジャッキーの映像を見た金曜司会の香川照之は「人気あるなぁ。私の小さい頃のアイドルでした。『酔拳』が好きで、酔っぱらってカンフーするってどんな発想だって思いました。7時のしまえながダンスでは酔拳を披露します」と興奮気味に宣言した。
「この世に終わりのないものはない。やがて春は来ます」
香川は6時のオープニングトークでもジャッキー・チェン関連の話を持ち出した。
「昔話をいたします。1998年の夏、私は中国の奥地で中国の戦争映画の撮影をしておりました。100人を超えるスタッフに対し、日本人はわずか数名。数か月もの間、一度も帰ることもできず、劣悪な環境でした。撮影は遅々として進まず、一体本当に終わるのかと匙を投げそうな気持でいたとき、ジャッキー・チェンとアクションをしたこともある俳優の澤田謙也さんが『この世に終わりのないものはない』と励ましてくれたことを強く覚えています。その映画は年明けに撮影が終わり、やがてカンヌで賞も取りました。春が来たのです」
香川は表情を引き締めてこう続けた。
「今日2月4日は立春。暦上では春になりましたが、精神的には私たちは冬の時代におり、丸2年ほど出口が見えない日々を送っています。しかし今日は切り替えにふさわしい日です。この世に終わりのないものはない。やがて春は来ます。この言葉を心に刻んでいきましょう」と訴えた。
江藤愛アナが「今日が一年の始まりと思ってもいいんぐばかもしれませんね」と応じ、その直後のお天気コーナーでは増田雅昭気象予報士も栗東寒波の到来を伝えた後「終わらない寒気はありません」とまとめた。
香川は「うまくまとめてくれました」とほほ笑んだ。予告通り7時には『酔拳ダンス』も披露していた。
(バルバス)