マスク効果に玉川徹「認識を改めなければ」 シミュレーションが示した実態

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   新型コロナウイルス・オミクロン株に対してマスクの効果はどの程度あるのか。けさ3日(2022年2月)の「モーニングショー」は「羽鳥パネル」コーナーで、マスクなしとマスクありの対話でどのくらいの感染リスクがあるか、スーパーコンピューター「富岳」のシミュレーションを紹介した。

  • マスク効果めぐり論議
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「これまでマスクしてれば大丈夫という認識だったけど」

   司会の羽鳥慎一「マスクなしで15分間向かい合って対話をすると、50センチ以内なら感染確率100%、1メートルで60%、2メートルでも20%強が感染するということでした。マスクをしていると、1メートルでほぼゼロですが、50センチ以内になるとリスクは急上昇し、25センチでは10%程度です。マスクをしていても、小さい飛沫に対する効果はマスクなしの場合とほぼ同程度ということです」

   ゲスト解説の二木芳人・昭和大客員教授が解説した。「マスクをしているからと安心して、会議などで大きな声で長時間しゃべったりするのは大変危険なんです」

   このシミュレーションをした神戸大の坪倉誠教授は、リスクの高い場所として学校をあげた。とくに、休み時間は子ども同士で会話することが多くなるので危険で、20分の休み時間なら10分を2回にする方がいいという。

   石山アンジュ(「パブリックミーツイノベーション」代表)「マスクありで50センチ以内ってどういう状況だろうと考えたら、朝の満員電車やバスはこういうシーンになりますよね。そこで、誰かずっと電話しているというようなところに遭遇したくないなあ」

   玉川徹(テレビ朝日)「これまでマスクしてれば大丈夫という認識だったけど、それじゃあ感染しちゃうと認識を改めなければなりませんね」

   二木教授「電車の中で高校生や中学生は大きな声でおしゃべりをしてますが、これもいまは控えていただきたいなと思いますね」

   とにかく人に会わない、会っても立ち話ということがしばらく続くということである。

(カズキ)

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