石原慎太郎氏の「気さくな人柄」エピソード 「スッキリ」追悼で紹介した「サメ」話とは

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   作家で元東京都知事の石原慎太郎氏(89)がきのう1日(2022年2月)、亡くなった。すい臓がんを患っていたという。「その発言が『石原節』と注目される一方で、バラエティ番組にも出演し、気さくな人柄を見せていました」と2日の「スッキリ」で、森圭介アナウンサーが伝えた。

   番組が紹介したのは、2007年に日本テレビ系が放映した「いつみても波瀾万丈 新春スペシャル」の映像。当時東京都知事だった石原氏は、参院選に初当選した当時を振り返り、「あの頃は全国区は3台選挙カーが許されていた。四国は全部弟(石原裕次郎)に任せたんですよ。そうしたら四国で『石原裕次郎』っていう票が10万近く出ちゃった。全部無効。『兄貴が出るって言わないからこんなことになったんだ』って文句を言ったら、(裕次郎に)『贅沢言うな』って言われちゃったけどね」と笑っていた。

  • 石原慎太郎氏(2012年撮影)
    石原慎太郎氏(2012年撮影)
  • 石原慎太郎氏(2012年撮影)

加藤浩次「かわいらしいというかチャーミングな面も」

   2016年の「行列ができる法律相談所」に出演した際は、30年以上前にパラオへ家族旅行に行き、スキューバダイビング中に息子たちがサメに襲われそうになったエピソードを披露した。「息子を殺したかなと思って頭が白くなったけど、なんとか船が気付いて戻ってきてくれた。助かったから笑いながらビールを飲んでいたら、(次男で現在タレントの)良純が『なに酒なんか飲んでるんだ、危なかったんだぞ!』と怒っていた」。

   その良純氏はきのう、自宅前で報道陣に対し「家庭人というか父親としてはかなりユニークな人だったと思います」と語った。

   スタジオでは、宮崎哲弥(評論家)が「政治家としては毀誉褒貶、賛否はあったと思いますが、作家としてもっと注目されていい人だった」として、『嫌悪の狙撃者』『わが人生の時の時』などの著書を紹介した。犬山紙子(エッセイスト)は「すべて諸手を挙げて賛成できる発言だったかというと、うーんと思うところはありますが、認証保育園の制度を作ってくれたことは働く親として本当に助かりました」とコメントした。

   MCの加藤浩次「石原慎太郎さんといえば歯に衣着せぬ発言ですが、僕が言うのもなんだけど、かわいらしいというかチャーミングな面もあった人でした」

(キャンディ)

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