家族4人が同時期に新型コロナに感染したタレントのベッキー(37)が、自宅での療養生活の苦労をきょう2日(2022年2月)の「スッキリ」で語った。
「泣きながら相談にのってもらいました」
ベッキーは元巨人コーチの片岡保幸(大)氏と結婚し、1歳の長女と2021年春に生まれてまだ授乳中の次女がいる。先月16日、片岡氏が倦怠感と微熱を訴え、翌日新型コロナ陽性が判明した。その日のうちにベッキーも悪寒などの症状が出始め、娘2人も発熱した。「2人とも抱っこしてほしいという感じで、ぐずりがすごかった。私は私で起き上がるのもやっとで、頭痛がひどかった。でも放っておくわけにはいかない。まだ検査の結果は出ていなかったが、絶対コロナだと思い、夫にも(子どもの世話に)合流してもらいました」という。
ベッキーや娘たちもほどなくして陽性が判明。娘たちの熱は40度近くまで上がった。「ずっと泣き声を聞いていると精神的に参ってしまう。私はパンクでした」と振り返る。コロナについて相談できる電話センターに連絡し、「何日続けば肺炎になるのか、咳のしすぎで喘息にならないか、など泣きながら相談にのってもらいました」という。「お父さん、お母さん自身もコロナにかかって、子どももかかった時に、自分たちで頑張らないといけない人たちをどうサポートしていくかが課題だと思います」と話していた。
MCの加藤浩次「子どもが小さいと全員隔離するのは難しい。犬山さん、わかりますよね」
犬山紙子(エッセイスト)「うちでも家庭内感染を防ぐのは無理だな、と思いましたね。乳児は解熱剤など強い薬を飲めないし、授乳中の場合はお母さんも飲めない。その大変さはすごいと思います」
佐藤昭裕(日本感染症学会専門医)「家庭内にコロナを持ち込まれてしまうと、小さい子どもがいる場合は防ぐのはほぼ無理です。家庭内感染を防ぐには、持ち込まないようにするという答えしかないのが現状です」
(キャンディ)