2月1日(2022年)放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)は、タレントの上沼恵美子さんがゲストだった。
上沼さんは初登場にして、黒柳徹子さんと初対面でもあるという。「いいでしょうか、こんなこと言って。黒柳さんにお会いしたらちょっとお聞きしようと思ったんですが...」と切り出し、黒柳さんに相談を始めた。
「やる席がないんじゃないかって...」
上沼さん「25年以上続きました『(上沼恵美子の)おしゃべりクッキング』が来月を持って終了(最終回は4月1日)になります。四半世紀やらせていただいて、ほんとありがたいと思います。他にも大阪でラジオとテレビをやっているんですけど、歳も歳ですし、このへんで幕閉じてやろうかななんて思う気持ちも若干あるんです。コロナもあったりして、生意気に年に1回大きなところでコンサートとか何かもやったりもしていたんですが、それもできなくなりました。なんとなくしがみつくところがないんですよ。『やめようかな』って言うと、コアなファンの方は『やめないでくれ』っていう。でもやる席がないんじゃないかって思ってる。黒柳さん的にはどうなんですか。一生やられてるわけじゃないですか。どのエネルギーが、どの力がそう持ってってくれるんでしょうか」
黒柳さん「やっぱり私はこの番組が好きだからだと思います、最初に。どうでもいいからって出た番組は今までないです。自分がほんとに好きなのしか出てないです。音楽の番組とかいろいろやってますけど、全部長く続きました。『(ザ・)ベストテン』(TBS系、1978年1月~89年9月放送)も長かったね。全部自分が好きだと思ってやってたからだと思います」
そんな黒柳さんも、38歳の時に芸能活動を休み、1年間ニューヨークに留学した。
黒柳さん「帰った後のことは考えてなかったんです。でも帰ってきたらみんなが待っててくれて、お仕事がすぐにいっぱいあったんで、じゃあまたやろうかなと思って、それでまた始めたんです」