同じ高校の先輩後輩である長野博さんとさかなクンが漁港をはしごする「長野クンさかなクン港はしご旅4」(テレビ東京系)。今回(1月22日、2022年)の舞台は、東京湾と相模湾に囲まれた三浦半島です。
冬は魚が美味しい季節。今回の旅の目標は、三浦半島の港をめぐりながら1泊2日で55種類の旬の魚を捕まえてお寿司にして食べ尽くすこと。
三崎漁港での集合時間は朝5時15分。「こんなに朝早い集合は初めてです」とゲストの朝日奈央さん。
三浦湾の旬の魚介51貫盛り
小回りの利く小型ワゴンに乗り込んで、漁港の水揚げ時間に合わせて旬の魚をゲットしていく3人ですが、間口漁港で2時間の待ち時間が発生。
「去年この漁港にロケに来て、キンメの煮付けを食べさせてもらった民宿があって、そこがスゴくおいしかったから行ってみよう」と長野さんからナイスな提案があり、長野さん自ら運転する小型ワゴンで民宿「一郎丸」へ向かいました。
「え? 長野さん、どうしちゃったの!?」と女将の鈴木優子さんも急な訪問にびっくり。
通常は事前予約制ですが本日はタイミング良く用意できるということで、長野さん絶賛の「地金目煮付け定食」2200円を頂くことができました。
「うわ~、好きな味!」と朝日さん。
「いい塩梅ですよね。絶妙ですよね」と長野さん、懐かしい味を堪能。
「骨まで味が染みていますね。骨までウマイ!骨もいただきます」とさかなクンは骨まで完食。
金目鯛に刺し身など、旬の魚介がたっぷりの定食は、海から直送されたもの。民宿「一郎丸」は船2隻を持っており、船を借り切っての釣りも楽しめる宿。釣ったばかりの海の幸は、一味違いそうです。
間口漁港に戻った3人は、高級ブランドサバである松輪サバをゲット。
「広い回遊をしないでそこに根付く『根付きのサバ』と呼ばれていたりします。よく太っていますね」とさかなクン。
回遊魚であるサバが回遊しないで狭い地域に根付くため、一般的なサバと比べて脂の乗りが良く、丸々としているのだとか。松輪サバの他に、金華山沖でとれる金華サバなどのブランドサバも根付きのサバだそうです。
漁港の漁師さん曰く「ぬめりがあるまま築地に行くのは松輪サバだけ」とのこと。
1泊2日で3人が入手した魚は51種類。55種盛りとはなりませんでしたが、三浦湾の旬の魚介51貫盛りも圧巻でした。
松輪サバを食べた長野さんは「松輪サバ、凄いわ。口に美味しい脂の余韻が残っています」と絶賛でした。
松輪サバなる存在を、この番組で初めて知りましたが、これは食べてみたい!
(SaMi)