とあるマンションを舞台に、松本潤演じる「中越チカラ」が様々な隣人トラブルを解決するテレビ朝日系列のドラマ「となりのチカラ」にちなみ、きょう27日(2022年1月)の「モーニングショー」が取り上げたのは、引っ越し先などでたまたま迷惑な隣人に当たってしまう「隣人ガチャ」をめぐる話題だ。
「迷惑な隣人」について番組が街で聞くと、「上(の階)も子どもがいるんですけど、あいさつが一切ない。ドタドタずっとやっています」「下の人も外に出てタバコを吸うので、洗濯物に匂いがついちゃうのが嫌」「(隣の夫婦が)旦那さんとのけんかが夜中に起きて、旦那さんがダッシュで出て行って、奥さんが裸足で追いかけていくみたいな」「くさや(を焼いていた)。びっくりしました。あそこまで臭いのは初めてでした。部屋の中が牧場みたいな匂いだった」と、様々なエピソードがあった。
ドラマ「となりのチカラ」との関係
隣人トラブルは明確な法律違反でない限り、管理人も積極的に解決してくれないケースが少なくない。50代の男性は「当たりはずれは絶対ある。自分の思うような人が隣に来るということはあり得ない」、50代女性は「本当にストレスだけど、しょうがないと思う」と話す。
そんななか、「隣人トラブルを解決してくれるサービスが今、あります」とMCの羽鳥慎一が紹介したのが、隣人仲裁サービス会社。第三者の立場で依頼者からの相談を受け、聞き取りを行い、双方の話し合いを通して妥協点を探す。依頼者に敵意が向かないよう、誰が言っているかわからないように「マンションや地域の総意」として伝えることや、当事者とは対面ではなくまずは手紙などを介して伝えることがコツなのだという。
隣人仲裁サービス会社「トナリスク」の松尾大史代表は「以前と比べると、隣人トラブルの相談は増えている。当事者は周りに迷惑をかけていると気づいていない場合もあるので、第三者を通じて解決を目指す方が早い」と話していた。
石山アンジュ(「パブリックミーツイノベーション」代表)「昔に比べ、特に都心では、私たちは隣の人と話す免疫がなさすぎますよね。ドラマのチカラさんのように、ちょっと勇気を出して直接話すことで和解することもあるかもしれません」
玉川徹(テレビ朝日社員)「今は(隣人と)直接やりとりすることがないから、ドラマ(となりのチカラ)ができているんでしょうけどね」
結局、番組宣伝だったというわけか。
(キャンディ)