凍った諏訪湖上に子供連れの姿... 「危険」の看板設置、「落ちてしまったら事故に」

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   「御神渡り」で有名な長野県の諏訪湖が、今年の厳しい寒さで4年ぶりに出現するのではないかと期待されている。その出現を前に、凍った湖に立ち入る人たちが相次いでいると、きょう26日(2022年1月)の「めざまし8」が「NewsTag」のコーナーで取り上げた。

   23日の日曜日に地元の人が撮影したという映像には、凍結した湖上にかなりの人がいて、中には赤ちゃんを抱きかかえて子供と一緒に遊びまわる人の姿も映っていて、氷が割れないかと心配になる。地元の人は「だいたい20~30人はいて、ありえないと思いました」とコメントしていた。

  • 番組サイトより
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谷原章介「分厚い安全な氷はできない所なんでしょうか」

   湖周辺の自治体などに多くの苦情が寄せられたため、広報車で注意を呼び掛ける騒ぎに。諏訪地域振興局の永原幸一・商工観光課長は「諏訪湖の氷結は自然が織りなす絶景美でもあるので、見るときにはマナーを守って安全な場所で鑑賞していただきたい」と要望する。

   さらに諏訪市の観光課などが「立ち入りは危険」と書いた看板も急きょ設置した。周辺の自治体でつくる安全対策の協議会では「昔のように厚く氷が張らない状態なので、乗って落ちてしまったら事故につながる」と危険性を訴える。

   「御神渡り」は全面氷結した湖面がせり上がる神秘的な現象だが、温暖化の影響か、起きない年が多くなっており、最近では2018年に出現して以来起きていない。

   長野県出身という倉田大誠アナは「御神渡りと言うのは地元の誇りでもあるんですが、なにかあってからでは遅いですし...」。

   MCの谷原章介は「諏訪湖と言うのは地元の方には信仰の対象。穢されたくないという気持ちも分かります。分厚い安全な氷はできない所なんでしょうか」と倉田アナに質問。

   倉田アナによると、かつては均等に分厚い氷が張っていたが、いまは天然ガスなども噴出して、厚さに相当むらがあるという。今年は久々に御神渡りが見られそうなだけに、地元の人たちの事故への警戒感も強くなっているようだ。

(コムギ)

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