<朝ドラ 今週の山場は?> 1月18日(2022年)には、関西一のトランぺッターを選ぶコンテスト当日。コンテストの一次結果は、錠一郎(オダギリジョー)とトミー(早乙女太一)の2人が最終選考に残り、2人のセッションによってチャンピオンを決めることになった。
それにしても、前日放送の最後半では「え、ここにきてまたケチャップ騒動?」と、ちょっぴりあきれた。なんと出番前にステージ衣装にケチャップをべっとりつけてしまったジョー。まるで子供である。慌てて洗濯を終えたるい(深津絵里)がジョーの演奏までに間に合ってよかった。
「暗闇でしか聴こえぬ歌がある」
2人の一騎打ちとなったファイナルステージ。リッチな家柄に恵まれてクラッシック音楽仕込みの本格派トミーと戦争孤児で進駐軍クラブでトランペットを聴きながら育ったジョー。
「暗闇でしか見えぬものがある」「暗闇でしか聴こえぬ歌がある」という時代劇の決めセリフはジョーの心情にも重なって意気込みが伝わる場面。結果的に太陽のトミーに対して月のジョーと言われている2人のセッションは、優勝を決める戦いを忘れてしまうほどの美しいハーモニーとなった。2人の演奏に重ねるように、時代劇の立ち回りシーンが演出され、勝敗を決めるコンテストが大いに盛り上がった。
他のバンドメンバーもノリノリの様子で、2人の勝敗を決める以前に「音楽って最高!」って会場は大盛況。「今日の見応え時代劇の立回りとジャスのセッション!最高でした!!」などネットでも話題に。
柳沢定一(世良公則)の喫茶店の窓の外から顔を出していた少年がジョーだったということがハッキリした。「ジョーがあの時の少年だとしたらそりゃ彼にとってもサニーサイドは特別な曲だよね「私の予想当たった。ジョーはやっぱり岡山のあの少年だったんだね」という声が多数。
社長さん、トミーとジョーの2人とも優勝させてあげたらいいのになんて思ってしまった最高のステージでした。
(Y・U)