「テニス全豪オープンの男子シングルスで、日本人選手が元世界王者を撃破しました。その選手はこの人です」と、けさ21日(2022年1月)の「スッキリ」で岩田絵里奈アナが取り上げたのは、ダニエル太郎、28歳だ。
全豪オープンでの活躍
リオデジャネイロオリンピックでは、日本代表選手としてベスト16、2018年にはノバク・ジョコビッチ選手に勝って『大物食い』と囃されている。そのダニエルがきのう行われた全豪オープン第2回戦で、グランドスラム3回優勝のアンディ・マリー選手を6-4、6-4、6-4のストレートで破ったのだ。ラリーで打ち勝ち、レシーブもビシバシ決める。杉山愛さん(元プロテニスプレーヤー)は「自分から攻撃する『展開力』が進化しています。(きのうは)ニュー太郎になっていました」と強さの秘密を解説した。
父親はアメリカ人、母親は日本人。身長190センチと大柄で、世界ランクは120位だ。ダニエルを5歳のときから指導したコーチは「負けると悔しがって泣いていました。苦手なサーブを克服するために、スクールが終わってからもお父さんと練習していましたね」と話す。そのサーブできのうは12本もサービスエースを取った。
岩田「3回戦はあす土曜日。相手はイタリアのヤニック・シナー選手です」。かなり格上だが、大物食いの本領発揮といきたい。
(カズキ)