水族館のラッコ「絶滅危機」に「一筋の光」 北海道沿岸で起きているコト

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   水族館の人気者にピンチが訪れている。愛らしい行動が人気のラッコだ。日本で飼育されているラッコはピーク時には122頭いたが、現在はわずか4頭のみに激減。理由の1つは、輸入の禁止で、毛皮目当てで大量に捕獲されたことからラッコが世界中で激減し、絶滅危惧種に指定されたため、原則輸入禁止となっているのだ。21日(2022年1月)の「めざまし8」が取り上げた。

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倉田大誠アナ「長い目で待ちたいものです」

   三重・鳥羽水族館の人気者ラッコのメイちゃんは17歳。人間でいえば70~80歳の高齢。今日本で残っている4頭のラッコは、繁殖能力の衰えや年齢の問題で、これ以上繁殖することができないという。

   リポートした情報キャスターの倉田大誠アナは「そんな中、北海道東部沿岸に一筋の光が見えてきた」と話す。

   なんと野生のラッコが北方領土の千島列島周辺からやってきているのだ。繁殖も確認され現在20頭が北海道東部沿岸を訪れている。この野生ラッコを保護することで、国内の飼育、展示を続けられないか現在検討中だという。

   倉田アナは「ただし、野生のラッコの保護や展示を行うとすると、 20~30年かかるのではないかと推測されています。長い目で待ちたいものです」と話した。

(バルバス)

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