「検査」めぐる議論も
お笑い芸人「EXIT」の兼近大樹は「情報が多すぎて。正しいものよりも安心できるもののほうを信じてしまう」とコメント。
社会学者の古市憲寿は「小池知事は1年前と同じことを言っているが、海外のニュースを見ているのか。尾身会長は政治家みたいになってしまっていて、信頼できない」と話した。
東邦大学の小林寅喆教授は「人流制限をするから誤解が生じている。例えば満員電車はマスクをして会話しなければ大丈夫です。マスクを外して大声で会話するのがよくない」と説明した。
19日の発表には「検査」という言葉が多用された。東京都は検査で全員が陰性なら5人以上での会食も可能とし、イベントも100%収容してよいとした。
谷原が「これまではワクチンだったものが、検査に力点を置いてきた」と指摘すると、小林教授は「検査をしてというよりは、全員検査はハードルが高いので、会食は見送るということになることを期待しているのかも」と指摘。
橋下は再び「検査についても総括してほしい。検査で陰性になっても待機しろだし、入国する外国人も1回の検査では入国できない。検査はずっと信用できないと言われてきたのに、今度は1回の検査でいいという。検査をしても抑えられなかったから英米では感染が拡大した。わけわかんないですよ」とコメント。
小林教授は「検査を無料にしたことで、本当に受けたい人が受けられない状態になっている。現在、無料検査所での陽性率は2%しかなく、98%が陰性。このリソースを検査が本当に必要な人に割り振ってほしい」と指摘。
古市は「これはワクチンには効果がないというメッセージになりかねない。それにしても橋下さんはお酒を飲んでいなくても、大声になる」と、リモートではなくスタジオに来た橋下にツッコミを入れる。
前のニュースの時に続いて、橋下のスタジオ入りを指摘した古市に、谷原は「アクリル板があるから大丈夫です」ととりなしていた。
(バルバス)