あす21日(2022年1月)から新型コロナウイルス「まん延防止等重点措置」の適用が、16都県に拡大されるが、飲食店の営業時間・酒類提供自粛は各自治体で違いがある。20日の「スッキリ」は、首都圏の1都3県の対応を詳しく取り上げた。熊谷俊人・千葉県知事が生出演して自粛要請について説明し、コメンテーターたちからは、酒を提供しない食事店の営業時間が短すぎるのではないかという意見が出た。
東京都と神奈川県は、認証店の酒提供は8時までで営業時間は9時まで、酒類を提供しない認証店の営業は8時までとした。埼玉県は「ワクチン・検査パッケージ」適用の認証店は9時までの営業、酒類提供8時半までだが、パッケージ適用なしの店は酒の提供は終日自粛、営業は8時までで1グループ4人までの制限もある。千葉県は認証店の酒の提供・営業時間はともに9時まで。各都県とも非認証店は酒類提供自粛で、営業時間は8時までだ。
「21時以降は深酒になって...」
熊谷知事は「21時以降は深酒になって、大声を出すなど感染しやすくなります。夜遅くまでの飲酒の機会を制限するのはやむを得ないと考えています」と理解を求めた。
これに首をかしげたのがみちょぱ(池田美優・タレント)だ。「私、お酒一切飲めないんですけど、仕事終わって、遅くまでやってるごはん屋さんってありがたいんですよ。お酒を提供しないお店の営業時間は、もっと長くしていいんじゃないかなと思うんです」
モーリー・ロバートソン(ジャーナリスト)も「酒なしで0時まで営業とかね」と同調する。たしかに、残業で遅くなった時に、牛丼店やうどん店まで開いていないのは困る。司会の加藤浩次は「お酒は8時、9時でやめて、10時、11時まではお酒なしで食べられるというのはどうなんでしょうかね。熊谷知事に聞いてみましょう」
熊谷知事はこう答えた。「千葉県は以前、高い対策をとっている認証店は9時以降も時短営業の対象としないということをやったんですが、現実には21時以降は多くの県民が利用しないんです。お店の方も、それだったら時短を受け入れて、協力金をもらったほうがいいという選択が起きてしまうんです」
9時以降に客足が減るのは、エリアによっては新型コロナでなくてもそうだろう。飲んだ後に〆(しめ)のラーメンも食べさせないということかな。
(カズキ)