19日(2022年1月)の「めざまし8」は、今急増しているという「サポート詐欺」について伝えた。
その手口は、マイクロソフトなどを装って、画面に「コンピューターウイルスに感染した」などと不安をあおる文言を表示させ、嘘のサポートセンターに電話させ、お金をだまし取るというもの。コロナ禍で在宅ワークが増える中、被害が急増中だという。
「画面をとにかく閉じる」
全国初の逮捕者も出た。女性(当時50代)のパソコンに嘘の表示をし、3万円余りをだまし取ったとして親子らが逮捕されたのだ。だまし取ったと見られる金は全部で2000万円以上と見られている。
番組では、詐欺の起きる仕組みについて解説。
倉田大誠キャスター「インターネットを開くと、四方に色んな広告が自動でポップアップされますよね。ランダムに表示される広告の中に自動的に開く詐欺サイトが埋め込まれていると、一気に詐欺サイトに行ってしまうんです。みなさんに落とし穴があるということです」
「ウイルスに感染している」という表示のある画面に行ってしまって不安をあおるメッセージが音声で流れても、焦ってはいけない。画面を閉じることができないからといって、表示されている番号に電話をかけるのはもってのほかだ。
倉田キャスター「画面をとにかく閉じる。例えば、AltキーとF4キーを押せばブラウザを閉じることができます。最悪、閉じることができなかったら、強制終了も1つの手でしょう。落ち着いて行動をするようにしましょう」
似たようなケースで被害に遭いそうになったという鈴木大地(初代スポーツ庁長官)は、「やっぱり検索をしていて違う国のサイトに飛んだりとか、音が出てきたりすると焦っちゃうんですよね。ロゴも精巧にできているので、気を付けないといけない」。
MCの谷原章介「焦って自分で解決しようとするのではなく、身近な人に相談した方がいいですね」
(ピノコ)