海底火山が噴火した南太平洋の島国・トンガの衛星写真が公開された。緑に囲まれていた3平方キロ、東京ドーム61個分の島が、15日(2022年1月)の噴火後ほぼ消滅。トンガ政府は高さ最大15メートルの津波が発生し、イギリス人女性(50)をふくむ男女3人が死亡したと発表した。国際衛星センターの噴火前、噴火後の写真を19日の「THE TIME,」が伝えた。
「なかなか情報がつまびらかになっていないのですが...」
司会の安住紳一郎「なかなか情報がつまびらかになっていないのですが、島の数が多く、海抜の低い土地が多いので心配です」
SNSにも「島がない」「ひどい惨状」といった声があふれた。トンガ政府は、火山灰のため水の供給に深刻な影響がある、海上と航空の輸送に支障が出たとして、日本にも支援を求めている。政府は具体的な内容について、これからトンガ政府と協議する。
日本にいるトンガ出身の元ラグビー日本代表、タウファ統悦さんにはおととい、現地の友人から写真が届いた。物が散乱し泥でデコボコになった道路や、電柱にぶつかった船が写っていた。その後通信回線が切れ、今は連絡がとれず、生きているかどうかもわからない」という。
(あっちゃん)