新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染が急拡大している。きのう16日(2022年1月)の感染者数が大阪、兵庫、福岡、広島、京都、熊本、和歌山、鳥取の8府県で過去最多を更新し、全国では2日連続で2万5000人を超えた。
東京は3日連続で4000人を超え、4172人となり1週間前の約3.4倍だ。先週開かれた東京のモニタリング会議では「今週の後半には東京都の1日の感染者が9500人を超える」という試算が示されている。第6波のピークはいつごろになるのか、いつ、その山を越えることができるのか。
南アフリカ、イギリス、米ニューヨーク...
17日、司会の安住紳一郎が外国の感染者数の推移のグラフを示し、東京のピークを予測する。まずは南アフリカ。「オミクロンの山を見て頂きたいんですが、ちょうど棒グラフが伸び始めるところからピークまでが約90日、1カ月半ということでした」。続いてイギリス。「オミクロン株が増え始めたところから一番高いピークまでがこちらも約1か月半」。そして、ニューヨークも「こちらも大体1カ月半です」。ニューヨーク州のホークル知事は「7日間平均の新規感染者数が減少し始めた。ピークを越えた」といっている。
安住「ですから90日の原則、法則を東京に当てはめると、どうやら東京のピークは1月下旬から2月の上旬くらいになるんではないか、ということが見えてきます」。果たしてどうか。
一方で、安住は「現在の東京都の病床使用率は確保病床6919床に対し入院は1333人の19.3%。これが20%になると、まん延防止等重点措置を適用されるかどうかの基準になります」と指摘した。
(一ツ石)