コロナ「隔離短縮」論 「スッキリ」で識者が示した数字

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   全国知事会はきのう12日(2022年1月)、新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者の入院・隔離期間の短縮を政府に要望した。オミクロン型の感染急増でエッセンシャルワーカーが人手不足に陥っている一方で、潜伏期間は短く軽症が大半なため、期間短縮で医療逼迫や社会活動停止を回避しようというのだ。これを受けて、岸田内閣は現在の14日間から短縮する検討に入った。

   現在、感染者は10日入院、濃厚接触者は14日の隔離となっている。ただ、医療従事者は濃厚接触者になっても、勤務前の抗原検査で陰性なら業務に付ける特定措置が取られていて、これを医療従事者以外にも広げるか検討課題とされる。

  • 隔離期間の短縮などが議論されている
    隔離期間の短縮などが議論されている
  • 隔離期間の短縮などが議論されている

濃厚接触者の隔離、英米では

   けさ13日の「スッキリ」は、ではどのくらいの期間にすれば適切なのかを考えた。日本感染症学会指導医の水野泰孝医師はこう解説した。「14日間というのは、新型コロナが広がり始めた当初、潜伏期間7日、感染させやすい期間7日ということから決定されました。オミクロン株は潜伏期間3日、感染させやすい期間は5日という情報なので、隔離期間は8日が適当だと思います」

   イギリスは感染者は7日入院、濃厚接触者の隔離はなし、アメリカも感染者の入院は5日で濃厚接触者の隔離はない。

   また、感染症法の分類もインフルエンザと同等の第5類に引き下げるべきだという指摘がある。引き下げることによって、保健所や病院の負担が大幅に軽減されるという見方があるからだ。ただ、大阪府の吉村洋文知事は「引き下げの議論はすべきだと思うが、感染拡大リスクは圧倒的に広がります」と警戒する。

   みちょぱ(池田美優)「オミクロンが凄すぎるので、いったん落ち着くまでは厳しくていいんじゃないかな」

   とにかく、3回目のワクチン接種が遅すぎる。

(カズキ)

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