こぐま座の盗難トラック見つかる 加藤浩次「すぐ足が付くと思ったけど...」

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   「劇団こぐま座」の公演は、子どものころに見たことがある人も多いのではないか。そのこぐま座のトラックが、着ぐるみの衣装や舞台装置を積んだまま盗まれてしまったが、きのう11日(2022年1月)夜にこぐま座に警察から発見の連絡があった。12日の「スッキリ」が伝えた。

   岩田絵里奈アナ「こぐま座は着ぐるみ姿で童謡や昔話を50年以上も上演してきました。新型コロナで去年は公演が激減しましたが、今年になって回復し始めた矢先でした」

  • 番組ツイッターより
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盗難後に解体・転売ケースも

   演出部の山本周平さんは「衣装も舞台装置も、それを運ぶトラックもなくては公演ができない」と、ツイッターで「見かけた方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください」と拡散希望した。すると、リツイートが約9万8000件、いいねが約5万8000件あり、テレビなどでも取り上げられて、それらを見た人から「見つけた」と警察に通報があったのだ。

   トラックは千葉・松戸市のこぐま座の事務所のすぐ近くの駐車場に止めていて、8日夜には山本さんが確認していたが、翌朝はなくなっていた。「もう20年も使っている10トンの古い車なので、まさか盗まれるとは思いませんでした。見つけていただいて助かりました」(山本さん)

   日本損害保険協会の斎藤識樹さんによると、最近は高級車ばかりでなく中古車の盗難も増えているという「日本のクルマは海外で人気なので、中古車でも組織的に盗んで、パーツなどに解体して転売されています」

   司会の加藤浩次「こぐま座って書いてあって、クマのマークもあるし、すぐ足が付くと思ったけど、解体しちゃうんだ」

   2020年の車両盗難は全国で5210件。うち、キーを抜いているのに盗まれたケースが3903件と、4件に3件にもなる。ロックしておけば安心なんていうことではないのだ。岩田は「なかにはレッカーで盗む手口もあります。GPS追跡装置などを活用してください」と呼び掛けた。

(カズキ)

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