生後2カ月の次男をホテルの冷凍庫に閉じ込めたほか、自宅でおもちゃのヘリコプターをぶつけるなどしたとして、大阪市東住吉区の男性会社員(42)が逮捕された。12日(2022年1月)の「めざまし8」が取り上げた。
事件が発覚したのは、去年8月。容疑者と妻が「次男の左足が腫れている」と大阪市内の病院を受診したところ、診察した医師が左足や肋骨などが骨折を確認し、虐待を疑って児童相談所に連絡した。児童相談所から通報を受けた警察が容疑者のパソコンなどを調べた結果、次男を冷凍庫に入れた写真が見つかったという。
谷原章介「理解できません」
「めざまし8」は、容疑者を知る人たちを取材。すると、「経済的に余裕があって良いご家族なんだろうなという印象。起伏が激しいというような違和感を持つことは全くなく、良識のある方という認識しかない」「よく子どもと出かけ、写真を撮っていたという印象。温厚な感じで子ども思いな父親だったので、逮捕されたことが信じられない」と、事件からはかけ離れたイメージを持つ人ばかりだった。
実際、容疑者は自身のSNSに、「家族が1人増えました」「生後31日で首って座るもんだっけ?」「ついに笑い出しました」と、次男の成長について嬉しそうに投稿していた。
家族問題カウンセラーの山脇由貴子さんは「冷凍庫に入れるなんて異常な感じがしますけど、SNSにアップしたいからといって面白い画像を撮る親も増えている。面白おかしさだけを求めて、子どもが傷ついているという感覚がなくやる親も今後出てくると思う」と話す。
容疑者は、警察の調べに対し「暴行のつもりはなかった。子どもがかわいいという気持ちでいじわるをしたいと思った」と供述しているという。
MCの谷原章介「まずは児童相談所がきちんと保護できたのが良かった。子どもがかわいくていじりたくなる気持ちは分からなくはない。しかし骨折をしているという事実は...。理解できません。あと、長男がどういう環境でどういう風に育てられているのかも気になります」
(ピノコ)