るいも参加の「ダブルデート」 微妙な空気になった根本原因 【カムカムエヴリバディ 第11週の見どころ】

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   雉真るい(深津絵里)は、自分の身に起こったこれまでのことを大月錠一郎(オダギリジョー)に語り出した。ずっと自分の中に封印してきた母・安子(上白石萌音)との思い出、そして安子と決別することになった雨の日の出来事...。

   しまい込んだ記憶を吐き出したことでるいの中で変化が起きた。過去と向き合い、前を向いて歩いていこうと決意したるいは、思い切って「On the Sunny Side of the Street」のレコードを買う。

  • NHKの「カムカムエヴリバディ」番組サイトより
    NHKの「カムカムエヴリバディ」番組サイトより
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るいが恐れたコト

   しかしプレーヤーは高額すぎて手が出ない。せっかくレコードがあるのに...。気落ちしているるいを見た錠一郎は、るいをジャズ喫茶に連れて行く。

   ルイ・アームストロングの歌声を通し、るいは幼い頃、安子と一緒に聴いた時のことをありありと思い出す。

   そんなある日、東京の音楽プロダクション事務所が主催するジャズトランぺッターのコンテストが開かれるというニュースが入ってきた。関西ナンバー1のジャズトランぺッターを決めるという。

   ミュージシャンのトミー(早乙女太一)は「メジャーデビューのためのチャンスだ」と大喜び。しかし錠一郎はコンテストには参加しないと言い出し、トミーが激怒する。

   別の日。トミーはるい、錠一郎、そしてベリー(市川実日子)を海へのドライブに誘う。

   実は、トミーはるいを気に入っていた。ベリーは錠一郎ひと筋なので、この2人がくっつけばちょうど良いと考えていた。しかし錠一郎がベリーに振り向く様子はない。ダブルデートはおかしな雰囲気になってくる。

   それから数日後のこと。錠一郎はるいに自分の思いを告白する。でも、るいはその気持ちを素直に受け入れることができない。もし、額の傷を見られたら......。るいは、錠一郎の気持ちが離れてしまうことを恐れていたのだ。

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