今日27日(2021年12月)、年内最後の「スッキリ」では今シーズン最強の寒波による各地の大雪を報じた。
番組では鳥取市のライブ映像を紹介したが、今朝6時時点の鳥取は積雪37センチと平年の9倍。一面の雪景色の中、自動車がゆっくりと流れていて、道路に面した駐車場には数人がかりで除雪を行う人の姿も。鳥取県倉吉市では、木が雪の重みで折れて電線に引っかかっている。
東京でも昨日、平年より8日早く初雪を観測。横浜、鎌倉、名古屋などでも降雪が確認されている。現在、日本付近には12月としては数年に一度の寒波が流れ込んでいるが、この寒波はいつまで続くのか。年末年始の天気はどうなっていくのか。
一旦は多少緩むが...
松並健治・気象予報士によると、今年の特徴は西の方で雪が多いこと。西回りで寒気が入っていているため、東海地方、近畿地方、中国地方にも大雪警報が出ている。
一方、東京は冬晴れで天気は良いが、今朝の最低気温はマイナス2.2度と冷え込んだ。12月にマイナス2度台を記録するのは1976年以来45年ぶりだ。
松並予報士「太平洋側は晴れて寒く、日本海側はまだまだ大雪が続きます」
今後の予報だが、近畿・中国の雪は今日昼頃まで。しかし、北陸から北日本は今夜から明日朝にかけて状況が変わらず大雪は続いていく。明日朝までの予想降雪量は、多いところで北陸が90センチ、東海近畿が80センチ、東北が60センチ、関東甲信で50センチなどとなっている。
司会の加藤浩次「(北陸の雪は)全然変わらないですね」
今回の年末寒波は明日までで、29日、30日は東京の最高気温が10度台にあがるなど寒気は多少緩む。
松並予報士「大掃除にはちょうどいい天気です」
しかし、その後は再び寒気が入るとみられ、31日からは年越し寒波に警戒が必要だ。
松並予報士「初日の出ツアーなど予定している方は注意が必要です」
加藤浩次「鳥取は、大晦日から1月3日に雪マークがついてますね」
(みっちゃん)