毎回多彩なゲストがさまざまな場所を旅する「遠くへ行きたい」(読売テレビ・日本テレビ系)。今回(12月19日、2021年)は宝塚出身の女優、野々すみ花さんが、和歌山県を旅しました。
和歌山といえば、みかんの産地! ということで、話題のみかん農園「観音山フルーツガーデン」を訪れたすみ花さん。
まずは腹ごしらえからと、農園に隣接する「観音山フルーツパーラー」で興津早生(おきつわせ)という品種のみかんを使った「観音山旬のみかんパフェ」(1790円)を堪能。ふんだんに使われたみかんの上に、パンダのホイップクリームがのっていて、見た目もキュートです。
「作って終わりじゃなくて...」
「甘ッ!! めちゃくちゃ甘くておいしい。みずみずしくってジューシー」とすみ花さん。
旬のみかんがギッシリ詰まったパフェは、見るからにフルーティーで美味しそうでした。
みかんの美味しさを体験したところで、観音山フルーツガーデンにみかん狩り体験に向かったすみ花さん。
「防腐剤を使っていないので、皮ごと召し上がっていただいても結構です」と、農家の児玉典男さんが案内してくれました。
「やわらかくて美味しい。皮と一緒に食べるの初めてです!」とすみ花さんも絶賛の味です。
京都の野菜農家出身というすみ花さん。55歳で他界した父の夢だった宝塚に入るまでは農作業をして育ち、芸名の野々すみ花は「野に咲く花のように」という願いを込めて家族で付けたのだとか。
「すごく手付き良いね!軽やか~。うちの社員と変えたいくらい」と児玉さんが驚くほど、なれた手付きでみかん狩りを楽しんでいました。
「私も農家の娘として育ったんですけれど、作って終わりじゃなくて、届けた人がどんな顔しているんだろう、というのが一番知りたいし、そこで美味しいって言っていただけたらさらに頑張れます」というすみ花さんの言葉に、華やかな宝塚の世界とはまた違った素の姿が垣間見えました。
みかんの産地で食べる、自分で収穫したもぎたてのみかんの味は、美味しいに違いありません。私も久しぶりにフルーツ狩りがしたくなりました。
(SaMi)