中国のショッピングセンターに現れた奇妙な集団の映像を紹介。100人を超える大集団が大音量で音楽を流しながら、おそろいの服を着て隊列を組みながら踊るように行進する姿だ。まるで軍隊の様だとも称されるこの集団は「暴走団」と呼ばれ、騒音や迷惑行為で社会問題にもなっているという。
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中国で社会問題化している
目的は「健康維持」
別の映像を見ると、車道を大人数で行進したり、行く手に置いてある自転車をなぎ倒したりする姿など、そのやりたい放題の「暴走」ぶりが問題になっているのだ。
彼ら「暴走団」の目的は、なんと健康維持。そのためにグループでウォーキングしているという。
しかし、中国当局はこれを問題視しており、中国の国会にあたる全国人民代表大会（全人代）の常務委員会では24日（2021年12月）までに「騒音汚染防止法案」の審議を行っている。この法案では公共の場での運動の際に騒音を抑えるよう義務付けており、罰金も検討されているという。
24日の「めざまし8」で、フジテレビ解説委員の風間晋は「中国当局は必ず叩き潰します。中国は同じ目的で集団を形成することが、不満爆発の契機になるとして嫌っていますから。思い出すのは法輪功ですね。これも当局により叩き潰されました」とコメントした。
（バルバス）