電動キックボード規制緩和へ 羽鳥慎一「事故増のなかで...」

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   手軽な移動手段として若者の間で利用が広がっている電動キックボードについて、警察庁はきのう23日(2021年12月)、条件を満たした車体なら免許不要などの規制緩和の方針を発表した。年明けの通常国会に改正案を提出する。電動キックボードをめぐっては、歩道走行など交通ルールを守らない利用者も少なくなく、危険性が指摘されるなか、なぜいま規制緩和なのだろうか。24日の「モーニングショー」が伝えた。

  • 番組ツイッターより
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玉川徹「新たなビジネスにしようという狙いがあるのでは」

   現在、電動キックボードの走行には原付バイクと同じ免許が必要で、ヘルメットの着用が義務付けられ、走行できるのは車道のみとなっている。これに対し改正案では、最高時速20キロ以下のキックボードについては、16歳以上であれば免許なしで公道を走行でき、ヘルメットの着用義務もなく、時速6キロ以下に制御できるものは歩道も通行できるようにする。つまり、自転車並みの扱いということだ。

   「規制緩和の動きが進むなか、事故も増えています」と斎藤ちはるアナウンサー。警視庁によると、都内の電動キックボードの事故は、2020年6月~12月は3件だったのが、ことしは1月から11月までで60件にのぼっている。交通事故防止コンサルタントの上西一美氏は「免許を持っていない人は、進路変更の際に後ろを見ないなど予想外の動きをする。車は距離を空けて運転するなど対策が必要になる」と話している。

   MCの羽鳥慎一「新しい移動のツールを増やすということですが、事故が増えているというなかでの規制緩和です」

   長嶋一茂(スポーツキャスター)「免許不要というのはどうなのでしょうか。免許をとることで運転手の目線なども勉強できるので、本当はとった方がいいと思う」

   廣津留すみれ(バイオリニスト)「アメリカで使ったことがあります。便利ではありますが、私は慣れなくてすごく怖くて車にひかれそうになりました」

   玉川徹(テレビ朝日社員)「問題は歩道です。車道から歩道に入るときに歩道モードにする人がどれぐらいいるのでしょうか。検討会の報告書を読むと、歩道走行や免許不要に反対している委員もいるようです。安全の問題よりも、これを新たなビジネスにしようという狙いがあるのでは」

(キャンディ)

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