古市憲寿「重症化しないなら、普通の風邪になる第一歩か」
オミクロン株については、感染力は厚労省アドバイザリーボードによるとデルタ株の4.2倍、重症化率は米CDC(疾病予防管理センター)によると43人中入院は1人とされている。
二木教授は「感染力はかなり強いとみられる。8~9割がワクチン接種を済ませている国で広がっており、効果は落ちているようだ」と分析し、「普通の風邪だと思ってたら実はオミクロン株だったという可能背はないのか」という視聴者の疑問に、「ありうること。体調が悪い人は医療機関を受診してほしい」と訴えた。
社会学者の古市憲寿は「そもそも冬には風邪がはやる。しょうがないこと。それより、無症状の人をいつから病気扱いにしているのかが気になる。インフルエンザでもそんなことはしていない。感染が拡大していても重症化しないなら、コロナが普通の風邪になる第一歩と考えるべきではないか」と主張。
橋下も古市に同感し、「大切なのはリスク評価だと思う。専門家は"怖い。活動を抑えろ"というが、リスクはどのくらいなのかを示すべき。リスクが低ければ感染容認もありうるし、リスクが高いというならそうじゃない。リスク評価が重要なのに、それがやられていない。ぜひ今後は専門家にリスク評価をしてほしい」と指摘した。
(バルバス)