「神田沙也加さん、ホテルに書き置き」報道 「モーニングショー」、コメントなしで伝える

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   今月18日(2021年12月)、札幌市内のホテルから転落して亡くなったミュージカル俳優の神田沙也加さん(35)が、ホテルの自室内に書き置きを残していたことが分かったとスポーツニッポンがきょう22日、報じた。「モーニングショー」の斎藤ちはるアナウンサーが紹介した。

  • 番組サイトより
    番組サイトより
  • 番組サイトより

「いわゆる遺書とは異なる」もの

   スポーツニッポンによると、この書き置きはいわゆる遺書とは異なるものだったという。沙也加さんは札幌公演に向かう前日に不調だったのどに関する診断を受けたそうで、「手術して歌えなくなったらどうしよう」という不安な思いに加え、愛犬の死、恋人との恋の行方の悩みなどが綴られていたという。「悩みだけでなく、周囲の様々な人への思いなどが沙也加さんらしい言葉で書かれていたといいます」と斎藤アナが伝えた。

   沙也加さんの密葬はきのう21日、父の神田正輝さん(71)、母の松田聖子さん(59)らによって札幌市内で行われた。夕方、火葬後に報道陣の前に立った神田正輝さんは、沙也加さんが好きだったという淡いピンク色の袋に納められた沙也加さんの遺骨を抱え、「大変申し訳ありません。ありがとうございます。本当に身内の近親者のみでお別れ、お骨にすることができました。ご協力ありがとうございました。ただ、あまり今2人とも話すようなことではないので、しばらくの間、そっとしておいて頂けたらありがたいと思います」と目に涙を浮かべながら頭を下げた。

   続いて、位牌を手にした松田さんが「本当にみなさん、お寒いなか、申し訳ございませんでした。ありがとうございます」と憔悴した面持ちで言葉をつまらせ、深くおじぎをした後、2人は退席した。

   番組では、沙也加さんが生まれた時からの親子の映像などを振り返ったほか、松田さんのディナーショーが中止になったことなどを伝えたが、MCの羽鳥慎一はコメンテーターにコメントを求めることなく、次の話題に移った。

(キャンディ)

   

   ◆厚労省サイトで紹介している、悩みをかかえる人の相談窓口(抜粋、23日追記)

   ・いのちの電話 0570・783・556(10時~22時)、0120・783・556(16時~21時、毎月10日は8時~翌朝8時)

   ・よりそいホットライン 0120・279・338(24時間対応)=岩手、宮城、福島各県からは0120・279・226

姉妹サイト